海抜8m以上の高台にある家を解体しての計画。
車ではアプローチ 出来ない敷地であったが、施主のこの土地に対する愛着と陸奥湾を 一望できる豊かな風景が挑戦してみようと思わせた。
豊かな風景の裏にある「厳しい自然」と、どう向き合うかが建築にも問われた。
 漠然とした暖かさではなく性能の数値化と経済性に配慮し、目指したのは特に厳しい「冬」を克服する事。
「我慢してやり過ごす冬から活動する季節へ」